中山靖王劉勝の末裔とされる。若い頃は蓆を織って生計を立てていたが、黄巾の乱鎮圧のために義勇軍に参加した。その後、漢王朝の再興のために曹操に対抗し、赤壁では孫権と手を結んで曹操を撃退した。蜀の地を占領後は蜀漢の皇帝の座についた。関羽を殺害した呉への復讐として自ら軍を率いて呉に進軍したが、陸遜の火計に敗れた。仁徳があり、情に厚い人物であったという。